日本サッカー界の中でフリーキックの名手といえば、
中村俊輔選手の名前が挙がるでしょう。
自分が子供の頃は中村俊輔選手のフリーキックを真似する友達が多くいましたが、
大人になった今、中村選手は37歳というベテランの域に達しました。
正直、全盛期に比べたら劣化したと言われても仕方ない時期・・・、
そもそもまだ現役で元気にプレーしていること自体がすごいのですから!
しかし、37歳のベテランになった中村俊輔選手も、
今年2016年の4月2日に決めたフリーキックが、
全盛期を思い出させるほど完璧であったと話題になったのです。
通算22本目・・・生きる伝説はまだまだファンに夢を見させてくれそうです!
現在Jリーグのフリーキックでの最多のゴール記録は、
中村俊輔選手が保持している21本ですが、
先日4月2日のガンバ大阪戦で記録を22本目に更新!
生ける伝説の記録が伸びていくことは、ファンも楽しみにしてましたが、
22本目のフリーキックからのゴールは、現役の若手選手にも真似できない華麗なシュートでした。
22本目を決める前のフリーキックは転んで失敗しており、
2回目は、非常に慎重になって臨んだようです。
スライダー気味のフリーキックは、
ゴールの右隅に綺麗に吸い込まれました。
まるで中村俊輔選手の全盛期が復活したような瞬間で、
会場にいたサポーターも、テレビの前のファンも大興奮だったことでしょう。
年齢に負けずに良いプレーができるのは励みになります!
23本目、24本目はどのようなフリーキックを決めるのでしょうか?
この先、まだまだ中村俊輔選手のフリーキックは注目され続けることでしょう。
中村俊輔の伝説のフリーキック。セルティックとマンチェスター戦い
セルティック時代の中村俊輔選手の名プレーは数知れずありますが、
特に印象深いのは、名門・マンチェスターユナイテッド戦で決めた2本のゴールです。
当時の中村俊輔選手は、いくらセルティックで活躍していたとしても、
海外での知名度は決定打に欠けていました。
しかし、名門で視聴率の高いマンU戦で、華麗なフリーキックを決めたことで、
一躍、中村俊輔選手の名前はヨーロッパでも有名になったのです。
中村俊輔選手がセルティック時代にマンUで決めた2本のフリーキック。
1回目は2006年の9月13日でした。
前半2−1でマンUにリードを許していた場面でした。
約30メートル離れた位置から低い弾道で、
ゴール右隅にグーンと曲がっていくボール、
結果、ディフェンダーもキーパーも動けないままにゴールとなりました。
2回目は同じ2006年の11月21日。
前回の試合では結局負けてしまっていましたが、
この試合で決めたフリーキックは、そのまま勝利に結びつきました。
再び前回と同じように右隅に鋭く曲がるゴールを放つ。
その瞬間、中村俊輔選手の名前はイギリス中に知れ渡ったことでしょう・・・。
中村俊輔は伝説のフリーキックで海外でも人気?海外サポーターの反応は差別なしに温かい
日本のサッカー選手が海外に行くと、受け入れられるのに時間がかかるケースが多いです。
それでも、中田選手や小野選手のように、人種を超えてその街に愛される選手もいます。
もちろん中村俊輔選手も、海外で受け入れられた希少な日本人サッカー選手です。
認められた理由をシンプルに考えれば、あの芸術的なフリーキックの恩恵というのは明らかです。
セルティックが好きな海外サポーターの中では、
中村俊輔さんの存在は中田ヒデ選手以上で、
イギリスに限っては、最も人気な日本人サッカー選手かもしれません。
動画サイトの中でも中村俊輔選手のプレー動画に関して、
海外の方のアカウントからコメントがついてるケースが多いです。
動画再生数も兼ねて、中田ヒデ選手に引きを取らない人気です!
先日の4月2日の22本目のフリーキックに関しても、
海外からの反応が激しく、37歳という年齢が信じられないという意見が多かったです。
まだまだ現役ということに驚くファンが多いようなので、このまま40歳まで驚異的なフリーキックを量産して、サッカー選手の限界や常識を覆して欲しいですね!