ACミランにて長年エースストライカーとして活躍していたフィリッポ・インザーギ。
現役時代はイタリア代表としても活躍、ミラン及びイタリアの英雄のような方です。
2001年から2012年まで在籍したミランで稼いだ得点は73。
ビッググラブで長年スターダムでいた実績は、多くのサッカー関係者を驚愕させてます。
そんなインザーギは2000年代半ばから徐々に怪我が増え、
2012年までに怪我による欠場や不調が続きました。
そして、2012年に引退を発表しました。
インザーギの現在は?
引退後のインザーギは指導者を目指し、
長年お世話になったミランのコーチングスタッフに就任しました。
そして、2014年の8月にはミランの監督に就任。
日本では本田圭祐選手をフォローする新監督として話題になりました。
本田選手が一番チャンスに恵まれていたのはインザーギ監督時代で、
一時期、得点ランキングトップに出るほど活躍したときは、
ずっとフォローを続けてきたことを誇りに思うようなコメントをしてました。
しかし、ミラン自体が近年稀に見る低迷状態。
インザーギが就任した時期のチーム状況は厳しく、
結局、最後までミランを常勝チームに復活させることができませんでした。
現在ではインザーギは監督を解任されてます。
この先も指導者としての道を歩むのか、実業家にでもなるのか、
本人の意向が気になりますね!
インザーギのプレースタイルと名言
インザーギの現役時代の魅力は、なんといってもポジショニングの良さです。
インザーギはテクニカルでトリッキーな得点は少ないですが、
ここぞいう場面で、良い場所にインザーギがおり、着実に得点する場面が多かったです。
DFラインの警戒を破る勘の良さや、
試合全体で、流れを読んだような動きは天才的です。
インザーギの泥臭くも思えるプレースタイルに関しては、
当初は現場からは賛否両論ですが、長年の実績が彼を偉大にさせました。
インザーギの名言にはこのような言葉があります。
「いつだって僕は多くのゴールを決めてきた ストライカーにとってゴールこそが人生なんだ。」
「サッカーは僕に希望と勇気を与えてくれるのと同時に引退しなくちゃいけない時のことを考えると悲しくもさせる。理由なんて説明できないよ。
だからこそゴール前では狂ったようにがむしゃらになるんだ。
サッカーに生き、サッカーのために生きている。
未来のことが不安だから1分も無駄にしたくないんだ。
サッカーをしていない未来のことだ。」
かっこいいですね・・・。
自分の中でインザーギはジャック・スパロウのような、
癖の強い、カリスマ的な冒険者のイメージです。
これから、監督業を続けるのであれば、
ぜひ日本にも来て欲しいですね!