日本では2011年に元日本代表で松本山雅に所属していた松田直樹選手が、
チームの練習中にいきなり倒れこみ、運搬された病院で意識を戻す事なく、最悪の結末を迎えました。
世界的にみても、サッカー選手の突然のお別れは多いです。
かねてから有名なのが、ポルトガルリーグに所属していたフェヘール・ミクローシュ選手です。
フェヘール・ミクローシュ選手は2004年1月25日に行われた試合の中で、
いきなりグランド上で倒れこみ、そのまま運搬された病院でお別れすることになりました。
当時は、世界中のサッカーファンに衝撃を与え、
ハンガリーの代表選手であったフェヘール・ミクローシュは、
同国のスポーツ紙の一面で扱われました。
ハンガリー代表としてのフェヘール・ミクローシュ選手
フェヘール・ミクローシュ選手は亡くなった当時24歳と若く、
ハンガリーでは、将来の代表の主力選手として期待されてました。
U-21から選出され、そのままずっとハンガリーのトッププレイヤーに。
ハンガリーのフォワードのポジションには、常にフェヘール・ミクローシュさんがいました。
2002年のW杯の予選ではリトアニア戦にてハットトリックを達成!
一躍世界中のクラブチームから注目される選手となったのです。
もし、フェヘール・ミクローシュさんがあのままポルトガルリーグで活躍を続けていたら、
将来的にはセリエAなどクラブチームで名を馳せてたかもしれません・・・。
若くて才能のある選手の突然のお別れは、胸が痛い想いです・・・。
フェヘール・ミクローシュのwiki
某動画サイトではフェヘール・ミクローシュさんの最後の試合での、
倒れたシーンの動画が、ものすごい再生回数を叩き出してます。
きっとあの動画をみたあとに、フェヘール・ミクローシュさんを調べた人は多いことでしょう。ただ、当時で24歳と若すぎたので、その情報量は少ないです。
身長184センチの長身に加えて、ハンサムなルックス。
さらにはチームの得点頭で、女性ファンは多かったみたいですね。
優しいスマイルに、クールなプレイスタイルがファンから愛され、
「ミキ」のあだ名で親しまれていたようです。
ポルトガルリーグきっての有名選手だったということで、
当時、リーグの会長は「ポルトガル・サッカー協会を代表して、この悲しい出来事について心からお悔やみ申し上げたい。人生では時に不公平な事が起きる。今言えるのは、われわれがフェヘールの家族や友人たちと同じ悲しみを感じているということだけだ」とコメントしています。
フェヘール・ミクローシュさんがいなくなった後は、
在籍していたベンフィカでは彼の背番号29番が、
その後、永久欠番になったようです。