WBC出場後も大人気!なぜ日本代表に?選出理由やヌートバー選手の魅力を徹底調査

侍JAPAN史上初の日系人としてWBCに出場したラーズ・ヌートバー選手。WBC出場以降多くの日本人に愛され続けていますよ!

今回はヌートバー選手の魅力などを紹介します!

ラーズ・ヌートバーとは?

「ヌートバー」こと、ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー選手はセントルイス・カージナルスに所属するメジャーリーガーです。アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド出身で、アメリカ人の父と日本人の母を持ちます。

2018年のMLBドラフト8巡目、全体243位でプロ入りを果たすと、2021年にメジャー初出場。高い出塁率とパンチ力が魅力の選手で、2022年、2023年シーズンはメジャーの舞台で14本の本塁打を放っています。

2023年シーズン前の時点ではヌートバー選手のWBC日本代表入りを疑問に思う人もいましたが、栗山監督は前述の強みや、「アメリカを知っている選手」であることなどを評価してヌートバー選手を選出したようです。

ヌートバーはなぜ侍ジャパンの人気者になったのか? カージナルスでの評判は?|WBC 2023 - スポーティングニュース (sportingnews.com)

ヌートバーはなぜ侍JAPANになれた?

ヌートバー選手の国籍はあくまでアメリカ。そのため、なぜWBCにヌートバー選手が日本代表として出られたのかを疑問に思う声もあります。

WBCはスポーツの国際大会の中でも、当該国代表チーム所属のための条件が比較的緩い大会です。そのため、自分の国籍以外の国の代表としてWBCに参加するケースはヌートバー選手以外にも意外と多くあるんですよ。

ヌートバー選手の場合、親の片方が日本の国籍をもっており、日本で生まれていたために日本代表の資格を持っていたのですね。

ヌートバー選手の人気の秘訣は?

WBC日本代表となる以前には、日本でヌートバー選手のことを知る人は多くありませんでした。ですがWBCが始まってからは、ヌートバー選手は多くの日本人に愛される、大人気選手となりましたよ!

人気の秘訣は、やはり愛嬌の良さ!ペッパーミルパフォーマンスなど、キャッチーな印象を多くの人に与えた点が、人気に繋がったのでしょう。

勿論WBC本大会全7試合全てで1番センターとして出場、侍JAPANのリードオフマンとして活躍し、26打数7安打7四死球、出塁率.424と活躍した点も大きいでしょうね。

日本愛が伝わるエピソードも

ヌートバー選手は日本代表としてWBCに出ることに積極的な選手でした。

実は、2006年に日米親善高校野球大会の際に日本代表選手がヌートバー家にホームステイしており、ヌートバー選手は親善試合にもボールボーイとして参加していたのです。

若き日本代表と親しんだ経験もあり、当時10歳前後だったヌートバー選手は将来日本代表としてWBCに出場することを夢見ていたんですって!こういったエピソードもヌートバー選手が日本の野球ファンから愛された理由の一つかもしれませんね。

選手としても成長中!

メジャーリーグの試合を追っている野球ファンからも、ヌートバー選手の評価はWBC以後上がってきています!

2022年に108試合出場で打率.228、出塁率.340という数字だったヌートバー選手。2023年は117試合出場で打率.261と大きく改善!出塁率も.367と伸ばしました!やはり野球選手は成績も大事、成績を残すと人気も上がりますよね!

長打率やOPSといった数字は前年より落ち着き、長打よりも安定性が増した感のあるヌートバー選手。今後はよりスケールの大きい選手になってほしいですね!

CMにも起用された!

2023年の4月末より、ヌートバー選手を起用したCMが放送されました。眼鏡量販店、ZoffのCMと森永製菓の「inバー」のCMです。どちらも「ヌートバー」の名前を前面に押し出したCMで、視聴者の印象にも強く残ったのではないでしょうか。

CMでより馴染み深い存在となったことも、継続した人気に繋がっているのかもしれませんね。

最後に

今回はラーズ・ヌートバー選手の人気の秘訣などについて紹介しました。

「タッちゃん」の愛称でも親しまれたヌートバー選手。2024年シーズンは怪我で出遅れたものの、復帰の時は近いようですよ!

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