日本フットサルトップリーグ「Fリーグ」が今年も開幕します!サッカーとはまた違った面白さがあるフットサル、皆さんはどれくらい知っていますか?
今回はフットサルとサッカーの違いについて紹介します。
フットサルとは
フットサルとは、いわゆる室内サッカーである南米の「サロンフットボール」及び英国の「インドアサッカー」を起源とするスポーツです。主に室内で行われることが多く、室内で試合が出来るようにフィールドのサイズ感もサッカーと比べてコンパクトになっています。
ただサイズがコンパクトで、フットサルは人数が少ないだけのサッカーというわけでもなく、フットサルならではの独特な特徴もありますよ。
フットサルとサッカーの違い
サッカーのフィールドの大きさは縦105メートル、横68メートルと規定されています。一方フットサルのフィールドの大きさは縦38‐42メートル、横18‐25メートルです。サッカーのフィールドはフットサルの2.5倍から3倍ほどの大きさということになりますね。
ゴールの大きさはサッカーが7.32メートル×2.44メートル。一方フットサルでは3メートル×2メートルです。横幅には大きな違いがあるものの、高さはそこまで大きくは変わらないのですね。
人数の違いが大きな特徴
同時にプレーする人数の違いについて、サッカーの人数は11人、フットサル の人数は5人です。このうち、どちらも一人はゴールキーパーということになります。
フィールドでプレーする選手の数はフットサルが4人、サッカーが10人と2.5倍の差があります。そのため、フィールドの大きさこそサッカーの方が大きいものの、選手一人あたりの運動量や負担は双方近くなるのですね。当然サッカー フォーメーションもフットサルだと異なってきます。
ボールにも違いが
公式にフットサル用と規定されているボールは、実はサッカーのそれとは別物です。
サッカーで使うボールの大きさは外周68センチメートル以上70センチメートル以下、重さは410グラム以上450グラム以下です。一方フットサルでは外周62センチメートル以上64センチメートル以下、重さは400グラム以上440グラム以下ですよ。やはりボールの大きさもフットサルの方が少々小さめになっているのですね。
大事なのは反発性
ボールについては、大きさ以上に特徴的なのがボールの反発性です。サッカーで使うボールの空気圧は0.6~1.1、フットサルで使うボールの空気圧は0.6~0.9です。
この他に、フットサルの方には「高さ2mの地点から落下させたときのバウンドが50センチメートルから65センチメートル以内でなければならない」という規定もあります。フットサルの場合、ボールがあまり跳ねすぎないようにという決まりがあるのですね。
フットサルにはスローインがない
ボールがサイドラインを割った場合、サッカーではスローインでゲームを再開します。しかしフットサルではスローインの代わりにキックインで試合を再開します。フットサルにはスローインがないのですね。
先述のボールの特徴と合わせて、基本フットサルではボールが低い位置で動きます。足でのボールコントロールの上手さがより大事になってくるのですね。
Fリーグが6月に開幕!
サッカーの国内リーグが「Jリーグ」ならフットサルの国内リーグは「Fリーグ」!日本では2007年よりフットサルの全国リーグ「日本フットサルリーグ」が行われています!
6月から開幕する2024‐2025シーズンはディビジョン1に12クラブ、ディビジョン2に10クラブが参加、計22クラブがしのぎを削ります。過去17シーズン中16シーズンで優勝という圧倒的強さを誇る名古屋オーシャンズに対抗できるクラブはあるのか、注目したいですね。
気になる方はFリーグ公式サイト もチェックしてみてくださいね。
最後に
今回はフットサルとサッカーの違いなどを紹介しました。
フットサルの人数は少ないのでサッカーより遊びやすいのも特徴です。皆さんもこの機会にフットサルで遊んでみてくださいね!