様々な意味が込められている漢字。中には座右の銘などにもおすすめな、カッコいい意味を持つ漢字もありますよ。
今回は心に響く漢字一文字を調査しました!
怡(イ)
最初に紹介するのは、「怡」です。心を表す「忄」と「台(よろこぶ)」からなる漢字で、「心から喜ぶさま」をあらわしています。「喜ぶ」「楽しむ」「和らぐ」などの意味を持つ漢字ですよ。前向きな漢字一文字ですよね。
醞(ウン)
続いて紹介するのは、「醞」です。「酒」と「?(蓋をして中にとじこめる)」からなる漢字であり、「発酵させる」ことから転じて「かもす」という意味がある漢字です。そこから「心が広く包容力がある」「穏やか」といった意味も持っているのですね。
豁(カツ)
続いて紹介するのは、「豁」です。「割」と「谷」からなる漢字であり、「ひらけた谷」の意味を持ちます。転じて、「気持ちがひらける」といった意味もあるのですね。心に響く漢字一文字ではありますが、一方で「むなしい」といった意味も含んでいるようです。
侃(カン)
続いて紹介するのは、「侃」です。「信」と「巛(水が流れてやまない)」からなる漢字であり、「川の流れのように堂々とし、ひるまない様子」を表しています。「ただしく強い」といった意味もあり、座右の銘にもぴったりですね!
匡(キョウ)
続いて紹介するのは、「匡」です。「匚」と「王」からなる漢字です。「匚」は「竹や柳の箱」という意味を、「王」は「枉」、つまり「曲げる」といった意味を持っており、匡は「箱を曲げて形を直す」という意味があります。そこから転じて「正す」「正しい」「救う」といった意味も持っているのだとか。「悪を正す」といった意味の熟語に使われる事が多いです。
勁(ケイ)
続いて紹介するのは、「勁」です。「巠(まっすぐ)」と「力」からなる漢字で、「まっすぐで力強い」という意味があります。カッコいい漢字ですよね。「強い」「するどい」「すこやか」といったポジティブなイメージを多く持つ漢字でもありますよ。
愿(ゲン)
続いて紹介するのは、「愿」です。「原(みなもと)」と「心」からなる漢字で、「人がはじめから持っている心」という意味を持つ、なんとも心に響く漢字一文字です。「つつしむ」「真面目」「実直」「善い」といった意味も持っていますよ。
昂(コウ)
続いて紹介するのは、「昴」です。人の名前などにも時々見られる漢字ですよね。「日」と「卯(あおぐ)」からなる漢字で、「仰ぎ見るように日が高くなる」という意味を持ちます。確かに「日」が上にあって、見た目からも意味を想起しやすいかも。「あがる」「日がのぼる」といった意味のほか、「たかぶる」「あきらか」といった意味も持つ漢字ですよ。
宏(コウ)
続いて紹介するのは、「宏」です。こちらも人名で時々見るかも知れません。屋内を表す「ウ冠」と「広」からなる漢字で、屋内の深い広がりを表しているのですね。シンプルに「ひろい」「おおきい」といった意味を持つ漢字ですが、シンプルな「広」「大」よりも心に響く漢字一文字です。
灑(サイ)
続いて紹介するのは、「灑」です。「氵(水)」と「麗(きれいに並ぶ)」からなる漢字で、「水をそそいで綺麗にする」という意味を持っています。清らかなイメージの漢字ですね。「そそぐ」「さっぱりしている」などの意味も持っていますよ。
夙(シュク)
最後に紹介するのは、「夙」です。「月」と「丮(手に取る)」からなる漢字で、「月の残る早朝から働く」という少し詩的な意味を持っています。「早朝」「つつしむ」などの意味もありますよ。
最後に
今回は心に響く漢字一文字を調査、紹介しました。
深かったり、人の心に響く漢字は、どこか見慣れなかったり難しい漢字であることが多いのですね。皆さんも是非漢字に詳しくなっていただいて、自分だけの座右の銘的な漢字を見つけてみてください!